自社の Web サイトにあるフォーム — ホワイトペーパーのダウンロード、デモの申し込み、問い合わせページ — から、AB Sales に直接リードを作成できます。バックエンドや自動化ツールからも同じことができます。どちらも CRM 設定 にある 1 つの受付キーを使います。サイト側でサインインする必要はなく、素の HTML フォームなら JavaScript もまったく要りません。
キーの場所
ワークスペースを開き、設定 → Web フォームと API カードへ進みます。オーナーか管理者が初めて開いたときにキーが作成され、メンバーには同じキーが読み取り専用で表示されます。カードには、コピーボタン付きのキー、そのまま貼り付けられる HTML フォーム のスニペット、API の例、キーを再生成 ボタンがあります。
2 つの入口
素の HTML フォーム
既存のフォームが AB Sales に直接送信し、訪問者をサンキューページへ送ります。開発者がそばにいないサイトのダウンロードフォームや問い合わせフォームに向いています。
JSON API
バックエンド、Zapier、Power Automate など Web リクエストを送れるツールが、同じ項目を JSON(構造化データのための平文の形式)で送り、キーをベアラートークンとして渡します。
1. HTML フォームを AB Sales に向ける
- スニペットをコピーする。 Web フォームと API カードで、HTML フォーム の横にある コピー を押します。キーはすでに埋め込まれています。
- サンキューページの URL を変える。 隠し項目
redirectが、送信後に訪問者が着地する場所です。ダウンロードページやサンキューページを、https://から始まる完全なアドレスで指定します。 - 隠し項目は残し、自分の項目を足す。
keyとredirectが仕組みの中心です。ab_hpはハニーポット(人には見えない項目なので、見つけた項目をすべて埋めるボットだけが引っかかり、その送信は破棄されます)です。company、phone、website、messageを、ちょうどこの名前の入力項目として追加できます。 - 自分で一度送信してみる。 少し待つと、獲得経路 Website のリードが リード に表示されます。
<form method="post" action="https://blz.actionbridge.io/api/crm/leads/form">
<input type="hidden" name="key" value="lk_…your key…">
<input type="hidden" name="redirect" value="https://www.example.com/thank-you">
<input type="text" name="ab_hp" value="" tabindex="-1" autocomplete="off" style="display:none">
<input name="name" placeholder="Your name">
<input name="company" placeholder="Company">
<input name="email" type="email" required placeholder="Work email">
<button type="submit">Download</button>
</form>
Downloaded: Pricing guide のような隠し項目 message はリードのメモに入るので、引き継いだ人が、この人がなぜここにいるのかを把握できます。AI 調査 もメモを読みます。項目
必須なのは email だけです。再送信を見分けるのも、リードに連絡するのも、この値が頼りです。それ以外はすべて任意です。
| フォームの項目 | API の項目 | 保存先 |
|---|---|---|
email 必須 | email | メール |
name | name | 担当者名。会社名がない場合はリードの名前になります |
company | company | 名前。指定されている場合、name は担当者になります(Teams ボットと同じ扱いです) |
phone、website、industry | 同じ | 電話、ウェブサイト、業種 |
source | source | 獲得経路。既定は Website です。リード一覧の絞り込みに使われるので、値は少数にとどめてください |
message | message | メモ。4,000 文字まで |
country、language、timezone | countryCode、preferredLanguage、timeZone | 国(JP)、希望言語(ja-JP)、タイムゾーン(Asia/Tokyo)。有効なコードでない値は拒否されるので、後工程で誰も読めない値がリードに残ることはありません |
テキスト項目は 200 文字までです。送信が拒否された場合、応答にどの項目かが示されます。
2. JSON API
同じ項目をキャメルケースにし、キーをベアラートークンとして(Authorization ヘッダーで)送ります。そのヘッダーを設定できないツールでは、代わりに X-AB-Key ヘッダーでキーを渡せます。
curl -X POST https://blz.actionbridge.io/api/crm/leads \
-H "Authorization: Bearer lk_…your key…" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"name":"Aoi Sato","company":"Contoso","email":"aoi@contoso.com","message":"Downloaded the pricing guide"}'
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 201 | 新しいリードです。本文に leadId が含まれます。 |
200 existing: true | 再送信です。代わりに、そのリードにメモが追加されました(後述)。 |
| 400 | 項目に誤りがあります。エラーにどの項目かが示されます。 |
| 401 | 不明なキーです。入力ミスか、その後に再生成されています。 |
| 429 | ワークスペースがリードの枠を超えているか、1 つのアドレスから 1 分あたり 60 件を超えるリクエストが送られています。 |
再送信しても重複は作られません
ワークスペース内の有効なリードがすでに持っているメールアドレスから 2 回目の送信があっても、別のリードは作られません。既存のリードにメモが追加されます — 「Web サイトのフォームから再度送信されました。」 に、相手が書いた内容が添えられます。チームはすでに作業している場所で関心の再燃に気づけ、同じ人に枠を 2 回使うこともありません。照合では大文字と小文字を区別しません。アーカイブ済みのリードは照合の対象外なので、アーカイブされた後に戻ってきた人は新規として始まります。
訪問者に見えるもの
redirect があれば、必ずサンキューページが表示されます。送信が再送信だった場合も、ボットだった場合も、ワークスペースがリードの枠を超えていた場合も同じです。プランの上限はあなたの事情であって、訪問者の事情ではありません。redirect がない場合(JavaScript で送信したフォーム)、エンドポイントは上の表の JSON で応答します。
キーが悪用されたら
悪用で失うのはスパムのリードと枠だけで、それ以外はありません。カードの キーを再生成 を押して確認すると、古いキーはすぐに使えなくなります。その後、そのキーを使っていたすべてのフォームと連携に新しいキーを貼り直してください。リクエストには呼び出し元のアドレスごとのレート制限もかかるため、スクレイパーは、本物のページなら決して当たらない壁に当たります。
Web サイトのフォームは、リードが届く経路がもう 1 つ増えただけのものです。同じリード、同じファネル、同じ枠 — 入力の手間だけがなくなります。