4.0 チームマネジメントとは?|プロジェクトを動かす「人」の力を引き出す基本

4.0 チームマネジメント

プロジェクトは「人」が動かします。
いくら優れた計画や最新のツールがあっても、それを実行するのはあくまでチームのメンバーたちです。
だからこそ、プロジェクトマネジメントにおいて、人のマネジメント=チームマネジメントは最重要テーマの一つと言えます。

この章では、プロジェクトを成功に導くために欠かせない「チーム」に関するマネジメントの基礎を学んでいきます。
それは単にメンバーを集めて管理するだけではなく、目的の共有・役割の明確化・信頼関係の構築・コミュニケーションの設計など、多面的な視点が求められます。

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この章で取り上げるテーマ

  1. 4.1 プロジェクトチームの編成: 必要な人材の洗い出し、スキルの見極め、役割と責任の分担
  2. 4.2 ステークホルダーの管理: チームの外にいる重要な関係者との関係づくりと影響力の調整
  3. 4.3 コミュニケーション計画: 情報の流れをどう設計し、意思疎通をどうスムーズに行うか

プロジェクトにおける“人の動き”が滞ると、全体の進行にも確実に悪影響が出ます。
逆に、チームが一丸となって前向きに動いているプロジェクトは、多少の障害があっても乗り越えられる力を持っています。

それではまず、「4.1 プロジェクトチームの編成」から始めていきましょう。

公開日: 2024-12-23

下田 昌平

株式会社レシートローラーのCEO兼CTOとして、現在電子レシートサービスの開発や、会話を自動で仕分けてアクションタスクを生成するシステム「ACTIONBRIDGE」の開発を手掛けています。幼少期からプログラミングに親しみ、96年には測定器向けのプログラム開発にも携わるなど、技術に対する深い探究心を持ち続けています。 前職では、コールセンター業界最大手の企業の子会社である研究開発会社のCEO/CTOを務め、数多くの技術開発プロジェクトをリードしました。現在もなお、プログラミングの最前線でコードを書き続けています。

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下田 昌平

株式会社レシートローラーのCEO兼CTOとして、現在電子レシートサービスの開発や、会話を自動で仕分けてアクションタスクを生成するシステム「ACTIONBRIDGE」の開発を手掛けています。幼少期からプログラミングに親しみ、96年には測定器向けのプログラム開発にも携わるなど、技術に対する深い探究心を持ち続けています。 前職では、コールセンター業界最大手の企業の子会社である研究開発会社のCEO/CTOを務め、数多くの技術開発プロジェクトをリードしました。現在もなお、プログラミングの最前線でコードを書き続けています。