AB Projects と Microsoft Planner の比較
Planner は計画を管理する。AB Projects は、計画が変わった理由まで記録する。
どちらも Microsoft Teams の中でタスクを管理できます。違いが出るのは、誰かが期限を動かしたり、タスクを完了にしたりしたときです。AB Projects ではすべての変更に理由が残り、チャネルでチームに共有されます。数週間後に見返しても、なぜこの状態になったのかを誰でも理解できます。
最終確認日:2026年10月5日
同じ変更、2つの記録
期限が2週間延びました。後からチームの他のメンバーが知ることのできる内容は、次のとおりです。
Microsoft Planner
田中 葵 さんが期限を変更しました
10月10日 10月24日
理由: 記録には含まれない
Planner and Project Plan 3 があれば、タスク履歴に「誰が何を変更したか」が残ります。そのライセンスがなければ、ボードには新しい期限が表示されるだけです。
AB Projects
田中 葵 さんが期限を変更しました
10月10日 10月24日
理由: クライアントの API 仕様の到着が2週間遅れたため。月曜のレビューで佐藤さんと合意済み。リリース日は変更なし。
プロジェクトの Teams チャネルに投稿 · @佐藤 健
理由を入力しないと変更は保存できません。変更はプロジェクトの Teams チャネルに投稿され、関係するメンバーを @メンションできます。
イメージ図です(実際の画面ではありません)。
カードを動かす人だけでなく、チーム全員のために
現在の状態しか分からないボードは、変更した本人にとってしか役に立ちません。それ以外の人は、聞いて回るしかありません。
その場にいなかった人のために
チームメンバー、新しく加わった人、クライアント側の担当者。聞いて回ったり推測したりせず、タスクに残った理由を読むだけで分かります。
引き継ぎ、振り返り、認識のずれに
「なぜリリースが遅れたのか」と聞かれたとき、答えは日付と名前つきでタスクに残っています。見つからないチャットの中ではありません。
AI や自動化も、同じ記録に
MCP で接続した AI アシスタントにも、変更のたびにメモを求めます。AI の操作は、人の操作と同じ履歴に、実行したアカウントの名前で記録されます。
そのかわりに
ボードはドラッグ&ドロップに対応していません。ドラッグには理由を書く場所がないからです。タスクを動かすのに一手間かかりますが、その一手間こそが目的です。
機能の比較
Planner に関する内容は、Microsoft が公開しているドキュメントに基づいています(2026年10月5日 時点)。出典はページ下部に記載しています。
| 比較項目 | AB Projects | Microsoft Planner |
|---|---|---|
| 変更の理由 | ステータス、担当者、優先度、日付、進捗、作業時間などの変更のたびに必須。タスクの履歴に表示されます。 | 変更と一緒には記録されません。タスク履歴(Planner and Project Plan 3)には、誰が何を変更したかが記録されます。 |
| チームへの共有 | 変更は理由とともにプロジェクトの Teams チャネルに投稿され、メンバーを @メンションできます。 | タスクが割り当てられたときなど、Teams と Outlook でのアクティビティ通知。 |
| 変更履歴 | 無料プランを含め、標準で利用できます。 | タスク履歴の閲覧には Planner and Project Plan 3 が必要です。 |
| AI による操作 | Claude、ChatGPT、Gemini、Cursor、Copilot など、MCP クライアントからタスクの作成・更新・完了が可能。あなた本人として認証され、記録されます。 | Copilot in Planner と、簡単なタスクを実行できる Planner エージェント。Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要だと Microsoft は説明しています。 |
| プロジェクト文書 | ドキュメント機能を内蔵。バージョン履歴つきの Markdown ページを、関連するタスクとリンクできます。 | 文書を置く機能はドキュメントに記載がなく、一般的には SharePoint、OneNote、Loop などに保管します。 |
| 表示形式 | 同じタスクをリスト、カンバン、ガント、カレンダーで表示。サブタスクにも対応。 | ボード、グリッド、スケジュール、グラフ。タイムライン(ガント)、依存関係、スプリントは有料プランで利用できます。 |
| 料金 | アクティブユーザー10人まで無料。Basic Plan はアクティブユーザー単位の課金なので、実際に使う人だけが対象です。 | 基本の Planner は Microsoft 365 に含まれます。Planner Plan 1 と Planner and Project Plan 3 は有料の追加ライセンスで、AI には Copilot ライセンスが必要です。 |
変更の理由
AB Projects
ステータス、担当者、優先度、日付、進捗、作業時間などの変更のたびに必須。タスクの履歴に表示されます。
Microsoft Planner
変更と一緒には記録されません。タスク履歴(Planner and Project Plan 3)には、誰が何を変更したかが記録されます。
チームへの共有
AB Projects
変更は理由とともにプロジェクトの Teams チャネルに投稿され、メンバーを @メンションできます。
Microsoft Planner
タスクが割り当てられたときなど、Teams と Outlook でのアクティビティ通知。
変更履歴
AB Projects
無料プランを含め、標準で利用できます。
Microsoft Planner
タスク履歴の閲覧には Planner and Project Plan 3 が必要です。
AI による操作
AB Projects
Claude、ChatGPT、Gemini、Cursor、Copilot など、MCP クライアントからタスクの作成・更新・完了が可能。あなた本人として認証され、記録されます。
Microsoft Planner
Copilot in Planner と、簡単なタスクを実行できる Planner エージェント。Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要だと Microsoft は説明しています。
プロジェクト文書
AB Projects
ドキュメント機能を内蔵。バージョン履歴つきの Markdown ページを、関連するタスクとリンクできます。
Microsoft Planner
文書を置く機能はドキュメントに記載がなく、一般的には SharePoint、OneNote、Loop などに保管します。
表示形式
AB Projects
同じタスクをリスト、カンバン、ガント、カレンダーで表示。サブタスクにも対応。
Microsoft Planner
ボード、グリッド、スケジュール、グラフ。タイムライン(ガント)、依存関係、スプリントは有料プランで利用できます。
料金
AB Projects
アクティブユーザー10人まで無料。Basic Plan はアクティブユーザー単位の課金なので、実際に使う人だけが対象です。
Microsoft Planner
基本の Planner は Microsoft 365 に含まれます。Planner Plan 1 と Planner and Project Plan 3 は有料の追加ライセンスで、AI には Copilot ライセンスが必要です。
どちらを選ぶべきか
Planner で十分なのは…
- Microsoft 365 を契約済みで、追加費用なしで共有のタスクボードを使いたい。
- 計画が、1人が更新するチェックリスト程度で済む。
- 依存関係つきのガント、スプリント、目標管理が必要で、Planner の有料プランを契約するつもりがある。
- 組織として Copilot に統一している。
AB Projects が合うのは…
- 複数のメンバーが同じプロジェクトを更新し、他のメンバーもその理由を知る必要がある。
- 受託案件、監査、引き継ぎなど、「誰が、なぜ決めたのか」が問われる仕事をしている。
- 普段使っている AI アシスタントに実際のタスクを更新させ、人の操作と同じ記録に残したい。
- 仕様や決定事項を、それに関わるタスクのすぐそばに置きたい。
比較検討で確認したいこと
- 誰かが期限を動かしたとき、チームは「動いたこと」だけでなく「なぜ動いたか」まで分かるか。
- 変更履歴は標準で使えるか。それとも、閲覧する全員に上位ライセンスが必要か。
- AI アシスタントがタスクを操作できるか。その操作は人と同じように記録されるか。
- プロジェクトの文書はどこにあるか。ツールの中か、チームが場所を覚えておく必要がある別の場所か。
- 必要な機能をすべて有効にしたとき、実際の人数でいくらかかるか。
よくある質問
AB Projects と Microsoft Planner のいちばんの違いは何ですか?
Planner は Microsoft 365 全体でタスクと計画を管理するツールです。AB Projects は変更の記録を中心に作られています。タスクへの変更にはすべて理由が残り、チームの Teams チャネルに投稿されるので、その判断に関わらなかった人でも、数週間後にプロジェクトの経緯を理解できます。
AB Projects のボードでカードをドラッグできないのはなぜですか?
意図的な設計です。ドラッグは一つの動作でタスクを変えてしまい、理由を書く余地がありません。AB Projects ではタスクを動かすと短いパネルが開き、理由の入力と、関係するメンバーへの @メンションができます。一手間増えますが、それが履歴を役に立つものにしています。
Planner は Microsoft 365 に含まれています。なぜ別のツールにお金を払うのですか?
基本の Planner で足りているなら、コスト面で勝るものはなく、そのまま使い続けるべきです。AB Projects はアクティブユーザー10人まで無料です。それを超える場合は、タスク履歴(Planner and Project Plan 3)と AI(Microsoft 365 Copilot)を必要な人に有効にしたときの Planner の費用と比べてください。
Microsoft Planner に AI はありますか?
あります。Copilot in Planner と Planner エージェントは計画づくりや簡単なタスクの実行を手伝い、Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要だと Microsoft は説明しています。AB Projects は Claude、ChatGPT、Copilot などの MCP クライアントと接続できるので、すでに使っているアシスタントをそのまま使えます。
両方を併用できますか?
できます。個人用や軽いチェックリストは Planner、判断の記録が必要なプロジェクトは AB Projects、と使い分けることができます。
別のアカウントが必要ですか?
必要ありません。AB Projects は Microsoft 365 アカウントでサインインし、Microsoft AppSource から Teams に追加できます。
あなたの Teams で違いを確かめてください
アクティブユーザー10人まで無料。タスクを1つ動かして、その履歴を見てみてください。
Microsoft Planner の記載に関する出典(2026年10月5日 確認)
- Microsoft Planner:プラン、料金、AI 機能に必要な Copilot ライセンス
- Planner の有料プラン試用とライセンス割り当て:タスク履歴を含む Planner and Project Plan 3 の機能
- Planner エージェントに関するよくある質問:機能と必要なライセンス
- Teams で Planner を使い始める:Teams で使える表示形式
Microsoft、Microsoft 365、Microsoft Teams、Microsoft Planner、Microsoft Copilot は、Microsoft グループの商標です。この比較は ActionBridge が公開しているもので、Microsoft による承認・提携・後援を受けたものではありません。Planner の機能は変わることがあるため、購入を判断する前に Microsoft の最新のドキュメントをご確認ください。